Eugenio Cárdenas作詞、Rafael Rossi作曲の1929年の作品です。録音はCarlos Gardelによる3つのバージョンがよく知られています。1928年12月22日パリ録音、1930年4月15日ブエノスアイレスでのギター伴奏の録音、1930年12月5日ブエノスアイレスでのFrancisco Canaroオーケストラとの録音です。
Por esta senda donde un bello ruiseñor
この小道沿いに 美しいサヨナキドリが
cantaba alegre sobre un viejo ventanal,
古い窓の上で鳴いていた
por esta senda yo he volcado, de mi infancia
この小道沿いで 僕は自分の子供の頃のことを掘り起こした
las arrogancias de mis años de esplendor.
輝かしい年月の横柄さを
Aquí, del canto de las brisas, aprendí
ここで そよ風たちの歌を 僕はおぼえた
las armonías de una dicha singular,
他にはない至福の調和を
y el alba radiante
そして光を放つ夜明けは
con su deslumbrante
その目も眩む
corola de luces me enseñó a adorar.
光の輪とともに僕に敬慕することを知らしめた
(繰り返し)
Bella senda
美しい小道
donde mi alma aprendió a querer,
僕の魂が愛することを習った小道
donde con mis juegos placenteros
僕の楽しい遊戯を一緒に
pasé los años primeros
最初の時期を過ごした小道
que ya no pueden volver.
その頃にはもう戻れない
Felices años que adoraba con vehemencia
熱情とともに敬慕していた幸せな時代
bajo el sol de la inocencia
無邪気な太陽の下で
que me hacía enternecer.
僕を熱情へと動かした太陽の下で
Soy un jilguero que va volando, volando,
僕は黄金のヒワ、空を飛び回っている
y su canto va dejando
そしてその歌は去って行った
con infinito fervor,
冷めない熱とともに
pues en tu senda que está llena de esplendores,
その後君の壮麗さに満たされた小道で
con las más fragantes flores
とても芳しく香る花とともに
hice mi nido de amor.
僕は愛の巣を作った
En un recodo de tu senda está mi hogar,
君の小道の曲がったところに僕の家はある
donde mi amada, con dulcísima emoción,
そこでは僕の愛する人が、とても甘い感情とともに
dice a la vida la belleza que la inunda,
人生に対して話しかける 溢れるような美しさを
con las palabras que modula en su canción.
彼女の歌に変化をつける言葉をもって
Senda florida que jamás olvidaré
決して忘れることのない花咲く小道
bendita senda donde las dichas bebí,
祝福された小道 そこで僕はたくさんの至福を受け取った
y que has perfumado
そして君は香りに包まれている
el goce anhelado
期待される喜びの香り
de verme inundado de azul porvenir.
僕の青々とした将来に溢れる僕をみる喜びの
azul provenir — 直訳すると「青い未来」、文意から肯定的な将来と読める